不同意性交罪とは?出会い系を利用するときにリスク管理のためすべきこと
2024/02/21 恋愛テクニック
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 9 分
2023年(令和5年)7月に、『不同意性交罪』が改正・施行されました。
こちらの法律は男女間の性行為における刑法です。
つまり出会い系サイト・マッチングアプリを利用する際に、認識がなければ無意識に不同意性交罪に抵触してしまう可能性があるかもしれません。
そのような事態を防ぐためにも、不同意性交罪とはなにかを理解し、リスク管理のためになにをすべきかについてお伝えします。
目次
不同意性交罪とは
以下は法務省公式HPにて、不同意性交等罪・不同意わいせつ罪の改正・施行について記載された一文です。
令和5年6月16日、「刑法及び刑事訴訟法の一部を改正する法律」(令和5年法律第66号)及び「性的な姿態を撮影する行為等の処罰及び押収物に記録された性的な姿態の影像に係る電磁的記録の消去等に関する法律」(令和5年法律第67号。以下「性的姿態撮影等処罰法」といいます。)が成立し、一部の規定を除いて、同年7月13日から施行されます。
では一体なにがどのように改正されたのか、噛み砕いて説明していきましょう。
強制性交罪・準強制性交罪が改正された法律
- 強制性交罪
- 準強制性交罪
- 強制わいせつ罪
これらの刑法を耳にしたことがある人は多いかとおもいます。
不同意性交罪・不同意わいせつ罪とは、以上に挙げた刑法の名前が変わったものです。
強制わいせつ罪→不同意わいせつ罪
これをやってHをしたら不同意性交罪になる8項目
もちろん名称変更だけではなく、「これをやって無理矢理エッチをしたらアウト」が明文化されました。
- 暴行・脅迫
- 心身の障害
- アルコール・薬物利用
- 睡眠や意識がはっきりしないとき
- 不意打ちなど拒絶する余裕を与えない
- 恐怖・驚愕を与えてフリーズさせる
- 虐待
- 経済的・社会的地位を利用
また、不同意性交罪の場合、「5年以上の有期懲役」
不同意わいせつ罪に場合、「6ヶ月以上10年以下の懲役」となります。
お互いに同意しなければHをしたらダメ
強制から不同意へ名称変更した意図を読み取ると、加害者側から被害者側への視点に切り替わったと捉えられます。
以前までの強制・準強制性交罪を立証するには、無理矢理に性交し犯行をおこなった際の証明が必要でした。
しかし、今回の法改正によって被害者側が同意していなかったと表明すれば、犯罪成立する可能性がぐんと高まります。
ただし、冤罪(えんざい)がおこりえる懸念点もあり
指やおもちゃの挿入も性交扱い
以前まで、強制的に凹(女性器)や口やお尻に指やアダルトなおもちゃを挿入した場合、強制わいせつ罪とされていました。
改正によって上記の行為も性交として扱われ、不同意性交罪として罰則が重たくなります。
夫婦・恋人同士も同意がなければアウト!
これまでも配偶者、および恋人関係においても処罰対象でしたが、条文に「婚姻関係の有無にかかわらず」との文言が明文化されました。
性的な画像・動画を撮影・送信もアウト!
ハメ撮りで冤罪(えんざい)防止との発想を思い浮かべる人も一定数いるかとおもいますが、同日に新設された性的姿態撮影罪により処罰されます。
なお、性的姿態撮影罪が成立する要件として、
- ひそかに撮影する行為
- 16歳未満のものに対する撮影行為
以上に該当していたらアウトです。
【撮影・記録】
3年以下の懲役、または300万円以下の罰金
【不特定多数に提供・送信】
5年以下の懲役、または500万円以下の罰金
【提供・陳列目的での保管】
2年以下の懲役、または200万円以下の罰金
そのほか、
- 公的時効期間の延長
- 性交同意年齢を13歳から16歳に引き上げ
- 16歳未満の子どもに対し、わいせつ目的で面会要求した場合も処罰対象
以上も改正・新設されています。
リスク管理のためにはなにをすべき?
極端な話、エッチな行為をおこなわければ不同意性交罪に抵触せず、それこそが最大のリスク管理ではあります。
が、しかし。
大人の男女が集う出会い系サイトですし、やはり甘い一夜を期待しちゃうものですよね。
ワンナイト目的でも誠実に
ワンナイト目的なのに誠実って矛盾はしていますが、ゲスな態度で接しず良いイメージを与えれば、相手の逆鱗に触れるリスクを軽減させます。
たとえば、以下のような言動は絶対にNGです。
- 既婚者なのに独身と嘘をついて会った
- 嘘をついて終電をやり過ごさせてホテルへ誘う
- ゴムをつけると断言しておきながら途中で外す
- 事後、急に素っ気なくなり相手へのケアを怠る
- 解散したあとLINEなどでお礼の言葉を送らない
これらはあくまで一例。
まず意識しておくべきは、不誠実な印象を与えないことが大きなリスク管理となります。
とにもかくにも信頼関係を築く
出会い系サイトは、「会うまでのやり取りがわずらわしい」との部分があるのは否めませんよね。
しかし、その段階で丁寧にやり取りを交わし、信頼関係を築いておくことがリスク管理につながります。
お互いに利害が一致している相手を探す
利害・目的が互いに一致していれば、当然ながら同意を得られる流れを作りやすくなります。
また、出会い系サイトはマッチングアプリと違い、男女問わず大人な関係(性的な意味)を求め、利用しているユーザーが多いです。
当コラムのメインコンテンツであるPCMAXでは、数多ある条件の中から検索ができ、以下画像にあるようにアダルト目的をもつお相手の絞り込みが可能。
つまり利害が一致する相手を見つけやすく、不同意性交罪に抵触するリスクは軽減します
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テンポよくことを進められる女性には要警戒
出会い系サイトで女性から1ターン、もしくは2ターン程度で連絡先の交換を提案してくる場合、それは99%が無許可で売春あっせんをおこなう援デリ業者です。
各大手出会い系サイトで厳重なパトロールをおこなっていますが、排除してもイタチごっこ。
あの手この手で顔を出してくるのが現状です。
ただ、早目の連絡先交換以外に、普通の女性は言わないであろうエグめのエロアピールをしているなど、見分けるのは比較的容易。
「これは業者だな…」と少しでも感じたら、スルーしておくのが賢明です。
また、パパ活を目的とする女性に接触するのは、いままで以上に警戒しておいたほうがいいでしょう。
女性からいいよを出させるようエスコートする
ここまでお伝えしたリスク管理をすべておこなっておけば、相手から発せられる同意の言葉を大いに期待していいでしょう。
そこで、最終的な詰めとして以下の記事を参考にしていただき、女性から「今夜OKだよ」と言わせるようなエスコートを心掛けてください。
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【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」