なぜか上から目線で話す人の特徴・心理と上手く付き合うための対処法
2025/03/16 恋愛したい女性
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 6 分
本人は自覚がなさそうだけど、なぜか上から目線で話をする人っていますよね。
そのような人たちには、ある共通した特徴が見受けられます。
また、まだ関係性が希薄な状況で上から目線で話をされたら、「この人とは距離を置いたほうがよさそうかも」と思ってしまってもしょうがありません。
それにしてもなぜ、上から目線で話をしてしまうのでしょうか。
そして、根はいい人なのかもしれないので、少し距離を縮めて見極めたいと考える人に向け、上手く付き合うための対処法を解説します。
目次 [表示]
上から目線で話す人の心理
上から目線で話す人には、いくつかの共通する特徴があります。
おもに以下のような傾向を見受けられることが多いです。
✅ 自慢話が多い
✅ 承認欲求が強い
✅ 自分を過大評価している
✅ 相手の気持ちを理解しない
✅ 過去の経験にトラウマがある
こうした特徴は、次に挙げる心理によるものが大きく関係しています。
- 自己重要感を満たしたい
- 権威や立場を利用したい
- 純粋に善意で自覚がない
- 過去の成功体験に縛られている
- 劣等感やコンプレックスの裏返し
自己重要感を満たしたい
自己重要感とは、自分は価値のある存在・必要とされている存在だと自己認識する感覚です。
こうした自己重要感を満たしたいタイプのなかには、他者と比較し優位に立つことによって自分の価値を確認する人がいます。
たとえば、「そんなことも知らないの?」といった、知識を誇示した上から目線発言をしがちです。
権威や立場を利用したい
役職や年齢、経験などを根拠に相手からマウントをとり、上下関係を意識させ優位性を示すために上から目線発言をする場合があります。
なぜマウントをとりたいのかは強い承認欲求や支配欲、またアイデンティティを保つための手段だからだとも言えるでしょう。
純粋に善意で自覚がない
上から目線に受け取れる発言をしていても、本人は悪気もなく善意で言っている場合があります。
たとえば、こちらがアドバイスを特に求めていなくても、次のような発言を無意識にしがちです。
✅ 〇〇でいいよ
✅ あなたでもできるよ
✅ 〇〇したほうがいいよ
✅ 〇〇してくれてもいいよ
相手の立場や感情を考慮するのが苦手との理由もありますが、根本的に自身の常識を絶対視する、独裁的な価値観を持っているとも言えます。
過去の成功体験に縛られている
「俺の時代はこうだった」といった昔のやり方など、自分のやり方が正しいとの思い込みが強く、他者の意見には耳を貸さず押し付けるとの心理が働き、上から目線の発言をする場合があります。
また過去の成功体験だけではなく失敗体験にとらわれていて、他人を見下すことで自己防衛を図ろうとする場合があります。
劣等感やコンプレックスの裏返し
上から目線の発言をしがちな人は表面的な自信とは裏腹に、実は自己肯定感が低く劣等感を抱いている場合があります。
ではなぜ自己肯定感が低く劣等感を抱いていると上から目線の発言をするのか、理由は以下のとおりです。
✅ 過剰に自分を大きく見せようとするため
✅ 劣っていると感じる部分を補うための自己防衛
✅ 弱みを他人に見せたくない、あるいは認めたくないため
以上に挙げた上から目線をする人の心理からわかるように、そうした発言をする理由は、自信過剰か自信のなさの裏返しによるどちらかによるものです。
上手く付き合うための対処法
上から目線の人と上手く付き合うには、相手の心理を理解しつつ無駄な衝突を避けるのがポイントです。
そこで、以下のような対処法が有効となります。
- 上手に話を切り上げる
- 相手を立てつつ冷静に対応する
- まともに受け取らず余裕の態度を見せる
- プライドを傷つけないよう意見を伝える
- 本当に無理なら適度な距離を取る
上手に話を切り上げる
上から目線発言をする人は話が長くなりがちな傾向があり、早めに切り上げる工夫をするのが有効です。
話を切り上げるパターンとして例を挙げますので、こちらを参考にしてみてください。

このように一旦持ち上げておいてやんわりと退散をするか、次のように一旦持ち上げてから別の話題に切り替えるパターンをおすすめします。

相手を立てつつ冷静に対応する
もしも話を切り上げられなさそうな雰囲気でしたら、「この人は認められたいんだな」と割り切って、無駄なストレスがかからないよう態勢を整えましょう。
そして、否定をせず相手を立て、なおかつわざとらしく聞こえないことを意識し、以下のような返答で冷静に対応してください。

まともに受け取らず余裕の態度を見せる
上から目線発言をする人と上手に付き合うには、スルースキルを磨くことが有効です。
スルースキルとはネガティブであったり、ストレスを感じる発言を聞き流す・受け流す能力を意味します。
特に賛同できない内容であった場合や、単なる自慢話はこの方法が有効です。
そこで、「そうですね」「なるほど」だけの素っ気ない返答ではカドが立つので、次のように余裕な態度で相手を受け入れるポーズを見せるのがコツとなります。

また、スルースキルを磨くためにはいくつか方法があり、そのなかでも比較的簡単に実践でき、習慣化しやすいものである以下の方法を試してみてください。
✅ 言葉の裏を読みすぎない
✅ 視線を外して別のことを考えてみる
✅ 心の中で「どうでもいい」とつぶやく
✅ 「この人は〇〇な人なんだ」と割り切る
✅ 他人の評価より自分がどう思うかを大事にする
プライドを傷つけないよう意見を伝える
すべてではありませんが、上から目線での発言をする人はプライドが高い傾向が見受けられます。
そして、そのようなタイプの人に対してストレートな反論や意見をするのは、衝突する可能性がきわめて高いです。
しかし、ときにはこちらの考えも伝えなければ、良好なコミュニケーションは取れません。
そこで、プライドが高い人の自尊心を守りつつ、こちらの意見をスムーズに伝えやすくする方法として以下をお試しください。
✅ まずは相手を肯定する
✅ 相手の意見や経験を尊重する
✅ 相談や協力を求める形にする
✅ 軽い雰囲気やユーモアを加える
✅ 否定せず追加の提案として伝える
✅ 「私は」や「個人的には」を使う
本当に無理なら適度な距離を取る
どんなに工夫してこちらから歩み寄っても距離の縮まりを感じられなかったり、あまりにも大きなストレスを感じるようでしたら、無理をせずに必要最低限の関わりにとどめておくことも必要です。
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【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」