【否定ばかりする女】「いや・でも」から話す心理＆良好な関係の築き方

否定ばかりする女性のおもな心理

否定ばかりする女性の心理として、おもに以下が挙げられます。

傷つきたくない・不安を隠したい

否定ばかりする女性の根底には、自己肯定感が低く自信がないとの一面が潜んでいる場合があります。

そのため、傷つきやすい・不安を感じやすいので、実際のところ、自身を否定されるのが怖いといった不安を抱えているんです。

 

 

こうした自己防衛タイプの女性は、「本心では否定したいわけではないのに…」とのケースが多々あったりするんですよね。

自分の意見や立場を上に置きたい

なぜ、自分の意見や立場を上に置きたいのかは、

👉プライドが高く負けず嫌い
👉承認欲求・自己顕示欲が満たされるから
👉グループ内での自分のポジションを確保したい
👉マウントをとって優位に立っていないと落ち着かない
👉意見を受け入れると自分が劣っているように感じられる

おもに以上の理由が挙げられ、そのため自分の存在感をたしかめる、または示すための手段として、否定をする場合があります。

 

 

完璧主義やネガティブ思考の癖

完璧主義な人は得てして、「もっと良くなるはず」「これじゃダメ」というように、まずはデメリットやリスクなどネガティブな要素に目が行きがちな傾向があります。

そのため認めるよりも、粗探しや改善点・問題点を見つけるのを優先し、それがデフォルトになって、無意識に批判的・否定的な言葉から会話を始めてしまうのです。

 

 

照れや弱い部分を見せたくない

本心とは裏腹な言動をとってしまう感情表現が下手なタイプも、「いや・でも」で話をはじめたり、否定的な発言をしがちです。

具体的にどのような心理がはたらいているのかは、

👉人に弱みを見せたくない
👉本心を伝えるのが恥ずかしい
👉注目してほしい・構ってほしい
👉気持ちや状況をわかってほしい・認めてほしい

これらを素直に、かつストレートに表現できず、否定ばかりしてしまうといった不器用な一面が関係しています。

 

 

相手を心から信用していない

「どうせなにを言ってもわかってくれないし」など、そもそもコミュニケーション不足によって、相手を心から信用できていないことも否定的な発言をしてしまう要因のひとつです。

そのような思考が形成された心理背景は、

💔どうせ最後は離れていく
💔期待してガッカリするのが怖い
💔信じたら裏切られるかもしれない

 

 

そのため、「もうあんな思いはしたくない」といった防衛本能がはたらき、素直に信じる前に相手を試すような行動（否定・批判）を取ってしまいます。

正直、付き合うとかなり苦労することが多い

ご想像のとおり、否定ばかりする女性との恋愛は苦労が多くなるのは否めません。

たとえば、否定ばかりする女性と付き合うと、次のようなことが起きやすいです。

😣自己肯定感を削られる
😣一緒にいて安心より疲労感が積み重なる
😣ケンカになりやすく建設的な話がしづらい
😣感情表現が読みづらく信頼関係を築きにくい
😣愛情のキャッチボールがすれ違い温度差が生じる

ただし、苦労が報われる場合もある

否定をする理由が不安や照れなど、悪意や敵意もなく、ただ本音を隠しているだけのタイプであるのなら、信頼・安心感の積み重ねによって、態度がガラッと柔らかくなることもあります。

【タイプ別】関係構築の難易度チャート

前項目で挙げたとおり、心理ごとによって女性のタイプは異なり、そうしたタイプごとに苦労や努力するポイントや方向性が違ってきます。

そこで、タイプ別による関係構築の難易度を挙げておきますので、おおまかな参考としてお役立てください。

※星の数が多いほど関係構築をする難易度が高いです。（MAX★5つ）

タイプ	関係構築の難易度
自己防衛タイプ	★★
支配欲・主導権タイプ	★★★★★
批判癖（完璧主義）タイプ	★★★
感情表現が下手タイプ	★★
信頼・信用不足タイプ	★★★★

自己防衛タイプ

時間はかかるけど、一番報われやすいタイプ。

否定の裏に怖い・不安があるだけなので、あなたが安全地帯になってあげられれば、一気に信頼が深まります。

支配欲・主導権タイプ

相手に対等を望む人には消耗戦となり、関係構築はかなり難易度高め。

このタイプは上下関係で愛情を感じる傾向があり、対等な関係を築こうとするとぶつかりやすいです。

批判癖（完璧主義）タイプ

根は誠実なので、向上心の相性が合えばむしろ強いチームに。

相手を責めたいのではなく、本心はもっと良くしたいだけなので、方向性が合えば、お互いを高め合える関係になれます。

感情表現が下手タイプ

恋愛的にはかなり可能性あり。

否定＝ツンデレ的に出るだけなので、信用・信頼が深まると一気に甘え上手になります。

信頼・信用不足タイプ

時間と根気は必要だけど、可能性はある。

信頼を得るまでに時間がかかるだけで最初の壁を越え、いったん信用されると深く愛してくれるタイプも多いです。

タイプ別による良好な関係性を築く接し方

否定ばかりする女性との関係性を良好なものにするのは、むずかしさはあっても不可能ではないです。

そこで、心を開かせて距離を縮めるため、否定ばかりする女性のタイプ別による接し方ポイントとNGとなる対応を順に解説していきましょう。

自己防衛タイプ

このタイプの女性は、まず安心感と理解されている感覚を求めるため、以下の接し方を心掛けてください。

✅まずは受け止める
✅否定の裏の感情に触れる
✅質問で自己開示を促す
✅比較や一般論は避ける
✅小さな貢献を感謝する

以上を踏まえ、否定的な発言に対しての返答例として、

💬そう感じるのもわかるよ
💬たしかに、そう見える部分もあるね
💬無理って思うくらい頑張ってきたんだよね？

一方で次のような対応は、自己防衛タイプに該当する女性の壁をさらに高くしてしまう、あるいは刺激して関係を悪化させる可能性があるので要注意。

❌距離を詰めるのを急ぐ
❌感情的に反論・否定する
❌根拠や論理で追い詰める
❌過去の否定的な発言を持ち出す
❌「たいしたことない」などと軽視する

支配欲・主導権タイプ

支配欲が強く主導権を握りたいタイプは、

• 自分の意見が認められた
• 自分が場の中心だ

このように感じることで満足感を得るため、その欲求を逆手にとって安心感を与えることが有効です。

そのための具体的な接し方は、

✅重要な決定権を譲る
✅相手の優秀さを認める
✅意見は提案として出す
✅具体的な事実で会話する
✅感情的にならず冷静を保つ

以上を踏まえ、否定的な発言に対しての返答例として、

💬その着眼点は鋭いね
💬なるほど、そういう見方もあるね
💬たしかに〇〇って部分はそうだと思う

一方で次のような対応は、プライドを傷つける、もしくはコントロールが効かないことに憤慨ふんがいし攻撃性を高めてしまうので要注意。

❌曖昧な態度をとる
❌嘘や隠し事をする
❌能力や人格を否定する
❌意見の優劣で勝とうとする
❌相手の支配に乗っかり依存する

批判癖（完璧主義）タイプ

批判癖があったり完璧主義タイプとの関係構築には、批判をかわす技術と努力を肯定する姿勢が必要です。

そのための具体的な接し方は、

✅批判の意図を褒める
✅事実と感情を切り分ける
✅小さな努力を加点方式で認める
✅事前にゴールを設定する
✅責任を曖昧にしない

以上を踏まえ、否定的な発言に対しての返答例として、

💬たしかに、もう少しこうすれば良くなるね
💬じゃあ次やるとき一緒に工夫してみようか
💬助言ありがとう、気づけなかった

一方で、次のような曖昧・不誠実・無計画といった印象を与える言動に対し、強く嫌悪するので要注意。

❌正論で打ち負かそうとする
❌適当でいいよと妥協を勧める
❌「どうせ」と諦めた態度を見せる
❌曖昧な情報で押し通そうとする
❌批判を無視して作業を強行する

感情表現が下手タイプ

感情表現が下手なのが関係して否定ばかりするタイプの女性には、否定の奥にある本音を優しく翻訳し、代弁してあげることが鍵となります。

そのための具体的な接し方は、

✅結果より過程を褒める
✅否定を肯定的に受け取って返す
✅具体的な感情の単語を提示する
✅ゆっくりとした応答を心がける
✅相手の気持ちを具体的に確認する

以上を踏まえ、否定的な発言に対しての返答例として、

💬すごく一生懸命だったのが伝わってきたよ
💬本当は嬉しい？それともちょっと戸惑ってる？
💬素直じゃないな～、でもそこがチャームポイントかもね

一方で、次のような過度な感情やオープンさを求めたり、逆に不器用さを指摘したりすることは、彼女を殻に閉じ込めてしまうので要注意。

❌「正直に言って」など感情を強制する
❌軽々しい共感やポジティブの押し付け
❌表現方法をストレートに非難する
❌「どうせ〜でしょ」と決めつける
❌社交辞令的な褒めを多用する

信頼・信用不足タイプ

信頼・信用不足が関係して否定ばかりするタイプの女性には、一貫した誠実さで不足している信頼・信用を地道に積み重ねていくのみです。

そのための具体的な接し方は、

✅小さな約束を徹底して守る
✅事実と根拠を丁寧に提示する
✅自己開示を少しずつおこなう
✅否定されても理由を冷静に問う
✅感謝とフィードバックを具体的に伝える

以上を踏まえ、否定的な発言に対しての返答例として、

💬信じてもらえるように、行動で見せるね
💬不安にさせたなら、ごめん。どうしたら安心できる？
💬疑うのも無理ないよ。時間かけてわかってもらえたら嬉しい

一方で、このタイプの女性に対しては特に次のような不誠実さを感じさせる、もしくは過度に感情的な言動はNGとなるので要注意。

❌楽観的で無責任な発言をする
❌約束を破る・遅延の報告を怠る
❌信頼されていないことを責める
❌他者の陰口やゴシップを彼女に話す
❌否定されたことに対し感情を爆発させる

最後に良好な関係性を築くために、すべてのタイプの女性に共通する、これだけは絶対にブレてはいけないポイントを提示しておきます。