甘えられない女が素直な愛さレディになれたのは意識改革をしたおかげ。という話
2024/02/21 恋愛したい女性
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 10 分
ある馴染みの飲み屋で知り合った、おなじく常連であるバリキャリ系30代の女性。
この女性、社会的地位の高さを鼻にかけず愛嬌もあり、スルっと自然に距離を縮める立ち振る舞いをするので、自分を含むその他男性常連客を虜にする愛さレディなわけですが、
「20代前半の頃は甘え下手で可愛げがないし全然モテなかった」とのこと。
一体、なにが彼女を今のような女性に変えたのかを問うと、“息が詰まらない程度の意識改革”のおかげだったようです。
目次
甘え下手な彼女がマニュアルから学んだ教訓
この経験がきっかけとなって、「このままじゃ人生詰みそうだし甘えられない女脱却!」と思い立ち、初手として啓発本やネット記事などのマニュアルをひとしきり読み漁ったようです。
まず最初に腑に落ちたのが、気の遣いすぎは裏目に出るとの事例。
気の遣い過ぎは誤解を与える
彼女は、某マッチングアプリで知り合った男性に対して、
- 嫌われたくない
- 迷惑を掛けたくない
このような気持ちが強く働き、よかれとおもってした気を遣う言動が裏目になり(その当時は何が原因か気付かなかった)、何度かドタキャンをくらった経験があるようです。
一例として、そのときのLINEによるおおまかなやり取りが以下の通り。
正直、そうなるでしょうねと無言でうなずきましたし、このときの彼が抱いた心の言葉を代弁させていただくと、
これ絶対脈なしだわぁ……。
あぁどうしよぉぉぉ
すっげぇぇ会うの面倒臭くなってきたぁぁぁあ
まぁこんなところでしょう。
甘え上手になるにはメンタルの強さが必要
彼女曰く、
手っ取り早いかはともかくとし、たしかにそれが至極真っ当な方法かもしれません。
たとえば、彼女自身の自己分析も踏まえ、甘えられない女性の特徴となるのが、
- 気を遣い過ぎる
- 自己評価が低い
- 完璧主義
- 自分に厳しい
- 恥ずかしがり
- 執着しがち
- 本音を言わない・言えない
そして、甘え上手な女性の特徴は、当然ながらその真逆。
- 自由奔放
- 自他の評価を気にしない
- 60点取れていれば万事OK
- サボり上手
- 積極的でコミュ強
- 切り替えが早い
- 弱いところも隠さず見せられる
総じて、メンタルが強くなければ身に付けるのは厳しい特徴ばかりです。
一般的に、「甘えない・頼らない女=強い女」とイメージしがちですが、強く見える女性ほど実際はメンタルがもろくて繊細な傾向があります。
彼女は、「まあいっか」を口癖にするトレーニングによって柔軟性がつき自分を客観視できるようになり、いい意味でのしたたかさと心の余裕が生まれたようです。
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甘えられる女になるための意識改革
具体的にどのような方法でしたたかさを身に付け心に余白を作ったのかを問うと、どれもハードルが高いものではなく、むしろ容易なことばかり。
ニーズに応えた気の遣い方をする
男性の大半は頼られたい願望が強く、その本質は承認欲求を満たすためのものであり、本能的に優位に立ちたい・主導権を握りたいと考えるのが男といういきものです。
なにを求めているのかは、承認欲求を満たしてくれる言葉です。
たとえば前述のLINEによる会話をアップデートしてみると、
これだけでも男性の承認欲求は十分に満たされます。
彼女はこのような対応をスムーズにするために、
男性に頼るとの意識ではなく、「頼ってあげるのも気遣いのひとつ」と考え接するようにしたそうです。
他愛もないお願いを積み重ねる
そもそも理想の甘え方はあるのか彼女に質問してみたところ、
ここまで重度の甘え下手女子だったようで、とにもかくにも“頼る・甘えるに慣れる”ようにしなければ改善は見込めません。
そこで、スライム討伐でひたすらレベル上げをするかのごとく、他愛もない小さなお願いをするのを積み重ねたとのこと。
たとえば、
- 荷物を持ってもらう
- チョコレートを一口貰う
- 観たい映画に付き合ってもらう
- 食べ残しそうになった料理を食べてもらう
- 知らない人に道をたずねる
意外にもこのリハビリは効果があり、コミュ力も向上して一石二鳥だったようです。
月一回、完全脱力デーを設けた
休日も予定をがっつり入れておかないと不安になったり、自己嫌悪に陥る人は意外といたりするかもしれません。
彼女もそのタイプだったようです。
しかし、
- お昼前に起きてフードデリバリーでハンバーガーを注文
- 海外ドラマを観たあとノーメイクのまま近所を散歩
- 中華料理屋で餃子とカニ玉を買って自宅で晩酌
- 入浴しながら漫画を読み漁る
- この日は掃除・洗濯禁止
- カロリーのことも考えない
最初の2、3回は罪悪感もあったようですが、このような完全に脱力をした休日を月に一日過ごすだけで、体力やストレスはもちろん、凝り固まった観念もリセットされ心に余白が生まれたとのこと。
長子だからとの固定観念を払拭
長女は甘え下手とのステレオタイプを耳にした人は多いかもしれませんが、彼女も類に漏れず長女。
しかし、中間子・末っ子・一人っ子問わず甘えるのが苦手な人はいますし、甘え上手な長子も存在します。
結局のところは育ってきた環境次第だと言えるのでしょう。
そこで彼女は「長女だからこうでなければならない」との固定観念が強かったらしく、柔軟性が身に付いてきた際に改めて自身を振り返ってみて、こうでなければならないとの考えを払拭できリミッターを外せたようです。
以上、甘え下手だった彼女は意識改革となる行動を起こし、素直に甘えられる女性へと変われました。
男としての率直な意見として、「素直に甘えられる女性は可愛らしい」です。
それはゴリゴリの甘え上手であっても、ツンデレであってもデレをタイミングよく出せる女性も同様。
彼女自身、「甘えたいとおもえる人に甘えられるのはすごくしあわせ」と語っていましたし、きっと今では寝込んだときに彼氏がお見舞いに来ても天邪鬼な対応をせず、良好に愛を育めているのでしょう。
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【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」