真の気遣いができる人ってどんな人?本当の気遣いを育てる練習法も解説
2025/06/01 恋愛テクニック
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 6 分
異性から高い好感度を得られたり、なにかとモテる人に共通する特徴はさまざまあります。
そのなかでも代表的なものとして挙げられるが、本当の気遣いができる人です。
そこで単なる表面的な優しさやマナーによる配慮ではなく、下心や自己演出のためでもない、心から相手を配慮できる真の気遣いができる人の特徴をピックアップ。
また、自身の魅力を増すために、本当の気遣いを育てる実践的な練習法について解説します。
目次
真の気遣いができる人の特徴
本当の気遣いとは、相手の立場や感情を思いやり、言葉や行動にそれを反映させることです。
そうした本当の気遣いができる人の、具体的な特徴として挙げられるのがこちら。
- さりげない・自然
- 見返りを求めない
- 観察力・洞察力が高い
- 相手に負担をかけず配慮できる
- 相手の気持ちを先回りして想像する
- 相手を尊重する沈黙・距離感がとれる
- 相手がどう受け取ったかを大切にする
さりげない・自然
わざとらしさが感じられたり過剰な気遣いは、かえって相手に気を使わせてしまうことがあります。
そこで、自身でも気づかないほどナチュラルに、当たり前の行動としてさりげなくおこなえるのが真の気遣いです。
いくつか行動パターンの具体例を挙げますので参考にしてみてください。
✅ さっと場所を譲る
✅ 扉を自然に押さえる
✅ 困っていそうな人にさっと声をかける
✅ 相手の気分やペースを優先し同調できる
✅ 相手の状況・体調のちいさな変化を拾う
✅ 別れ際にさらっと気の利いた一言を言う
見返りを求めない
こうしてあげたから、こうしてほしいといった見返りは求めず、無私の心で人と接するのも大きな特徴です。
観察力・洞察力が高い
相手の言葉だけでなく、表情・声のトーン・仕草などから、相手の本当の気持ちや求めているものを察する力が高いのも特徴です。
相手が言葉にしない、あるいは言葉にできないでいるニーズや悩みを、細やかな観察を通して見つけ出せることは、本当の気遣いだと言えるでしょう。
相手に負担をかけず配慮できる
相手に負担をかけない配慮とは、ただ優しいだけではなく相手が遠慮せず、また気を遣わずに受け取れる配慮です。
たとえば、以下のような言動が挙げられます。
✅ 無理に深掘りしない
✅ アドバイスではなく共感を優先
✅ 長文を避け読む負担を軽減させる
✅ 返信を急かさない言い回しをする
✅ プレゼントやお礼に残らない消えものを選ぶ
✅ お返しを強要しない適度な金額感と渡し方etc…
相手の気持ちを先回りして想像する
- 疲れていそうな人に「大丈夫?」と声をかける
- 緊張している相手にリラックスできる話題を選ぶ
このように自分がされて嬉しいことより、その人が嬉しいと思うことを基準にかんがえ、率先して行動をとれるのは真の気遣いだと言えます。
相手を尊重する沈黙・距離感がとれる
ときには相手が自分で乗り越えたい・自分のちからで解決したいと思っている場合もあり、すべての人が声をかけられたいわけではないです。
そうした相手の自立性を尊重し見守り、過干渉にならないよう距離感を適切に保ち、相手にとっての最適解を見分けられるのは、真の気遣いだと言えるでしょう。
相手がどう受け取ったかを大切にする
本当の気遣いは、まず相手の視点に立って物事をかんがえることから始まります。
そのためには自分の価値観や思い込みを一度脇に置き、相手がいま何をかんがえ何を感じているのか。
またどのような状況にあるのかを理解し、共感できるのも大きな特徴のひとつです。
以上に挙げた特徴を踏まえ、本当の気遣いができる人は自分中心ではなく相手中心で世界を見ています。
そのため必然的に信頼され、誰からも愛されやすいのがなによりも、一番の特徴だと言えるかもしれません。
本当の気遣いを育てる実践的な練習法
気遣いができるできないは生まれつきのものではなく、日々の観察力・想像力・優しさを意識し実践をすれば身に付けられるものです。
また筋トレと同様に、自然にできるようになるまで繰り返すことが大切なポイントとなります。
そこで、本当の気遣いを育てる練習法となるのが以下のとおり。
- 観察力を養う
- 共感力を高める
- 距離感を調整する
- さりげなさの訓練
- 日記で振り返る
どれも日常生活のなかで簡単におこなえますので、順に解説していきましょう。
観察力を養う
相手にとってどのような気遣いが必要なのか察するためには、なにはなくとも観察するちからが必須です。
そこで、観察力を養う練習法となるのがこちら。
毎日、身近にいる一人の対象者(同僚・家族・電車やコンビニなどでよく顔を見る人etc…)を決め、「この人はいまどう感じているのだろう?」と想像してみる。
また、表情・仕草・声のトーン・服装の変化などから心の動きを推測してみてください。
気づく力や想像する習慣をつけるのが目的なので、この際に答え合わせは不要です。

共感力を高める
共感力とは相手の気持ちや状況を理解し、それに寄り添う能力のことです。
つまり、相手にとってより必要な気遣いができるために、共感力は不可欠な要素となります。
そこで、人との対話によって共感力を高める練習法となるのがこちら。
誰かと話すときにアドバイスや結論ではなく、まずは気持ちに寄り添う反応を意識する。
たとえば、「それは大変だったね」や「それってすごく嬉しいよね」といったように、反射的に意見を言わないよう心掛け、まずは相手の感情に共感してください。
このときに自分の中で、「相手は何を感じているのか?」と問いかけながら意識して聞くのがポイントです。
距離感を調整する
本当の気遣いは、優しさよりも距離感で決まることが実は多いです。
どれだけ優しく接しても近すぎるとお節介に、遠すぎても冷たさを感じさせてしまいます。
そこで、適切な距離感を調整するための練習法となるのがこちら。
あと一歩踏み込めば距離を縮められそうだけど、ここはあえて半歩下がることを意識し、会話を試してみる。
これは、自分の興味やなにかをしてあげたいより、相手の気分・ペース・なにを望んでいるのかを優先するトレーニングになります。
以上を意識し実践することで、これ以上踏み込まれたくない境界線やテンションが上がるツボなどが見分けやすくなり、より適切な距離感を判断できるようになるでしょう。
さりげなさの訓練
気遣いの質はさりげなさで決まると言っても過言ではありません。
どんなに思いやりがあっても、押しつけがましい・わざとらしい・恩着せがましいと感じさせてしまった時点で、受け手は構えてしまいます。
そこで、さりげない言動がとれるためのもっとも効果的な方法は、気遣いある言動を習慣化することです。
気遣いというのは、とっさに判断して行動に移すことが求められる場面が多く、意識的に「よし、気遣いをしよう!」と思ってできるものではありません。
さらにさりげない言動も意識しておこなっていれば、そこにさりげなさは感じられないでしょう。
つまり、自然で心地よい気遣いができるためには日々の積み重ねが必須となります。
そのための最善な方法となるのは、最初から完璧な気遣いをしようとせず、次に挙げるような日常生活でできるちいさな気遣いから始めてみましょう。
✅ ゴミを黙って拾う
✅ イスを引いてあげる
✅ 目が合ったら微笑む
✅ ドアを開けてあげる
✅ 雨の日に傘を相手側に少し傾ける
✅ 相手が落としたものを拾ってあげる
✅ エレベーターの「開」ボタンを押して待つ
日記で振り返る
文字にして書き起こしたり、頭のなかのことを言語化することによって、自分の行動を意識化しやすくなります。
そのためにベストなのが、一日の終わりに「今日、自分は誰にどんな気遣いができたか」を振り返り日記に書き残していく方法です。
これが継続できると、かんがえる前に自然とさりげない気遣いができるようになっていくでしょう。
また、逆に誰かに気遣ってもらってうれしかったことも書いておくと、あらたな気づきであったり、気遣いのバリエーションを増やせます。
以上に挙げた練習方法を継続的に実践することで、気遣いはあなたの行動の一部となるでしょう。
しかし、ローマは一日にして成らずとの言葉があるように、焦らず一歩ずつ取り組んでいくことが大切です。
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【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」