面食いアラフォー男が人生詰む寸前で美人と出会い、勝者になった話。
2023/12/06 恋愛したい男性
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 31 分
鬱々とした世情に、ようやく光が見えだしてきた2021年のクリスマス直前。
にぎやかさを取り戻した都内のある繁華街を横目に、飲み納めでもと喧騒の片隅にある馴染みのバーへ足を運んだときのことです。
オープン間際だったこともあり、先客は常連の「三度の飯より美女が好き」なアラフォー男がひとりのみでした。
この男、極度の面食いで、秒で惚れては果敢に美人を口説き振られるのがネタになっていた、まさに令和の車寅次郎(映画・男はつらいよの主人公)。
そんな面食い男とゆっくり飲むのも気が付けば半年以上ぶり。
近況を聞くと「つい最近の話しだけど、めっちゃ美人の彼女ができた」とおだやかな笑顔を浮かべてポツリと私に告げたのです。
今後、令和の寅さんトークが聞けなくなるのは少々寂しいが、とにもかくにも非常にめでたい。
そこでこの男から、「美人とどこで出会い、どのようにして落としたのか」について根掘り葉掘り話を聞いてみました。
目次
面食いすぎるアラフォー男の特徴
面食いとは、容姿が整っている、いわゆる美人やイケメンを好む人です。
趣味趣向は個々の自由ですし他人がとやかく言う筋合いなどはないので、誰に迷惑をかけるわけでもない彼の生きざまに、私自身は肯定的だったりします。
そこでアラフォー面食いニストの話をするにあたって、よりイメージを描きやすくするため彼がどのような男なのかを説明しておきましょう。
熱しやすく冷めやすい
面食いな人の代表的な特徴として、「熱しやすく冷めやすい性格」が挙げられますが、もれなく彼も該当します。
やはり視覚から相手に好意を抱く直感タイプ。
猪突猛進から玉砕したときの切り替えの早さは尋常ではなく、鋼メンタルの持ち主です。
プライド高めで自意識強め
プライドや自意識が高いと聞くと、ネガティブなイメージを抱く人は多いかもしれません。
たしかに、面食い傾向がある人には、
- 頑固
- 気むずかしい
- 独善的
- 見栄っ張り
- 自己顕示欲が強い
一般的にこのような特徴が挙げられます。
しかし、彼はプライドと言う単語本来の意味どおり誇り高く、
また、過剰ではない自意識の強さをもつ男です。
自意識が強い:内向的な視点。向上心がある。いわゆる意識高い系
自意識過剰:外向的な視点。他人からの視線や評価を気にしすぎる
嫌みを感じさせない内向的なプライドの高さと、自意識の強さから客観で自己プロデュースできるこの男は、「ナルシスト」だとも言えます。
オタク気質なところがある
ストイックで飽くなき探求心を持つ彼は、ギターとデジタルガジェットマニアの、いわゆるオタク気質。
特にデザイン重視で、物に対しても美を求める男です。
ゴリゴリのアイドル・アニメオタクも面食いであるがゆえにその道を歩んでいるのでしょうし、「オタク(オタク気質)=面食い」だと定義付けできるかもしれません。
20代まではそこそこモテた
イケメンすぎるわけでもない彼は、人懐っこさとアクティブさを武器に10代や20代ではそこそこモテていたようです。
そのときに可愛い子やキレイな子に、振られはするけど付き合えるパターンがあったのも影響して、アラフォーになった今も美女に固執しているのだと推測できます。
以上に挙げてきた特徴はこの話の主人公であるアラフォー面食い男にかぎらず、世の面食い男性たちに総じて該当するところはあるのではないでしょうか。
それにしても、こうした特徴だけ見ると比較的パートナーを見つけやすいタイプだとはおもいますが、やはり面食いであるのが激しく高いハードルになっているようで、気付いたらアラフォー。
そこで常々彼がぼやいていたのが、
彼が「面食いが過ぎて詰む」と語った理由
2020年におこなわれた国勢調査の確定値が公表され、男性の生涯未婚率は25.7%だったようです。
生涯未婚率とは50歳時で一度も婚姻経験がなかった場合、「独身のまま一生を終えるよ」との地獄のような宣告で、アラフォー独身男はまさに崖っぷち。
なのにも関わらず、面食いが過ぎる彼は断崖絶壁へ自らダイブするかのごとく、生涯未婚率への扉に突っ込んでいっていました。
年を重ねて妥協できないおじさんになったから
結婚を意識する年齢にもなると外見はほどほどに、一生付き添えるかをかんがえて内面を重要視していく人が多いです。
しかし、面食いがすぎる男はそうはいきません。
なんて自分を棚に上げ、うぬぼれてみたり。
さらにはこうした謎の葛藤。
果ては豆しばみたいなことを言い出す始末で、元々ややこしい男はおじさんになると輪をかけてややこしくなるのは、いにしえからのセオリーどおり。
また、年を重ねると生じる問題はほかにもあります。
35歳を過ぎると急激にモテなくなる現実が襲いかかる
これは同様にアラフォーである私自身も共感するのですが、「35歳過ぎると笑っちゃうぐらいモテなくなる(彼女ができなくなる)」との現実に直面します。
そのおもな理由は以下のとおり。
- 基礎代謝の急激な低下が色々と影響する
- たとえば肌や毛髪への影響がエグい
- おじさん独特のニオイを発しだす
- 筋肉量も低下して痩せにくくなる
- 体力が気持ちに追いつかなくなる
- そのため無理な若作りをして周囲から浮く
- 結婚適齢期女性の検索条件から除外される
- 女性が求める年収のハードルが上がる
- 性欲も薄れガツガツしなくなる
アラフォーに足を踏み入れると、(人によりますけど)落ち着いた大人の余裕との武器を身に付けられますが、
女性からの接し方・見られ方や、セルフケアを怠った際の劣化していくスピード感は、30代前半までとくらべまったく違ってきます。
こうした流れから、妥協出来ずに面食いをこじらせたままアラフォーに突入した彼は、急激にモテなくなったのを実感し「このままじゃ人生詰む」とぼやいていたのでした。
面食いを治す方法はあるのか
面食いが過ぎると人生詰む話の流れから、面食いって治す方法はあるのかと質問してみたところ、彼の持論がこちら。
ほぼほぼ治せない
でもそれほどのショックを受けておきながら、結局は容姿を優先しちゃう。
このように極度の面食いを自認している彼に関しては、治せないではなく治す気がない(もしくは治す必要がない)のが答えのようです。
治す意識より己を磨く努力に時間を費やす
彼曰く、
このような思考をもてるのも、美人に何度振られても立ち上がる鋼メンタルと、有言実行できるアクティブさがあってのもの。
そして、どのような自分磨きをしていたのかを問うと、
- さまざまなジャンルの本を読む
- 日常英会話を学ぶ
- ジョギング
- スキンケア
働き盛りの男がプライベートにこれだけのことをしていたのは、純粋に尊敬します。
さて、ここまでは2021年の夏から秋にかけて発令された、長い緊急事態宣言以前に彼と会話を交わしたときの話です。
彼は宣言期間中に己を磨き、解除後はアクティブに美女を求め奔走。
そして半年後の2021年の暮れには美人の彼女ができていたわけですが、美人が多くいそうな場所を考慮し狙いを定めたとの、戦略的な行動をとったようです。
美人と出会える可能性が高い場所は?
世の中には示し合わせたかのように、やけに美人が多いと感じられる場所があります。
生粋の面食い人である彼は天才なので、そうした美人が多く生息するスポットに目を付け足を運んだのです。
都内の日比谷線・六本木~中目黒にある飲み屋
都心のど真ん中を横断する地下鉄の日比谷線は、おしゃスポットが乱立する六本木・広尾・恵比寿・中目黒をつないでいます。
広く知られる、おしゃれな場所には美人が多いとの絶対的な定理と、大人の出会いは飲み屋にあるとの先人たちから伝わる言葉にもとづき、美女を求めてぶらりとはしご酒をきめこんだようです。
戦果のほどは、
ポイントとして、美人は友達にも美人が多い説がまことしやかにささやかれています。
たしかに知人の面食い男と私自身の経験則から言って、これは噂ではなく結構ガチです。
美人の知り合いができたら焦って口説こうとはせず、友達の輪を広げる行動を優先してとるのが後々をかんがえて吉。
六本木~中目黒ではしご酒ナンパするときのポイント
わずか4駅で各駅の街ごとにいる女性のタイプが違う傾向があり、
- 六本木:いわゆる港区女子
- 広尾:丸の内OL、育ちのよさそうなJD
- 恵比寿:アパレル・美容関係
- 中目黒:アパレル・美容関係、アート系専門学生
これらを理解しておけば、効率よく立ち回れるのではないでしょうか。
また、女性と接触する店えらびのポイントは、繁華街でよく見かけるチェーン系バーのHUB。
または、立ち飲み居酒屋・バーが、声もかけやすく手応えがない場合にサクッと移動できるのでおすすめ。
手っ取り早く確実なのは高級ラウンジ
ラウンジはキャバクラよりも採用基準が高いと言われ、しかも高級ともなれば美人がいないわけがありません。
とにもかくにも、そのような場へおもむけば手っ取り早く美人と出会えるのは間違いなしなわけです。
が、しかし、
高級ラウンジは会員制のところがほとんどなので、入店するだけでもハードルは高め。
そこで彼は別の方法を選択したのです。
日本三大美人がいる県へ遠征
大陸との混血やら藩主が面食いやら、美容にいい水や食材が豊富やら栄えた遊郭があり美人が集ってきたなど、諸説はいろいろありますが、京都・福岡・秋田は日本三大美人が多い県と呼称されています。
彼は頭が切れるので次のように推測。
ただ現実問題で行けるのは月に一ヵ所、有休を使い二泊がギリ。
そこまで限られた時間では、ナンパだけでは非効率でじっくり話すことさえできず空振りする可能性大です。
そこで、出会い系サイトを利用して事前にアポ取りとの抜かりなき盤石の態勢。
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そして2021年10月1日に緊急事態宣言が解除され、機が熟してからまず最初に訪れたのが京都です。
京美人は無性に色っぽいけどガードは堅かった
京美人も十人十色で性格はおのおの違うでしょうけども、彼が会った女性は、
よく挙げられている京都女性の特徴として、
- 初見での物腰がやわらかい
- しかし気が強い
- 自尊心は高め
- 本音と建て前を高頻度で使う
- 一度惚れたら猪突猛進で尽くしがち
以上があり、彼が会った女性はまさに京都の女性らしい女性だったのかもしれません。
また、街にいる子の美人率の高さを問うと、
次に彼は雪のシーズンに入る前にと、11月はじめに秋田へ訪れたようです。
秋田美人は肌がモチモチ。自由奔放で美意識が高い
肌の美しさや自由奔放さ以外では、
- 酒が強い
- 気が強い
- 芯が強い
- 悪く言うと頑固
- 尽くしがち
- 流行に敏感
- 酒が強い
以上のような特徴も見られたようで、しばらくして私たちが飲んでいるバーに来店してきた、秋田出身の知人女性に真偽のほどを聞いてみたところ、
さて、面食いアラフォー男の日本三大美女クエストの旅も佳境へとさしかかり、最後に目指した地は福岡県福岡市博多区。
博多は通り過ぎる三人に一人は美人で肉食系多し
そのほか博多女の特徴として、以下の傾向が見られたようです。
- 義理人情に厚い
- 根気強い
- 負けず嫌い
- 目立ちたがり
- 陽気でお気楽
また、
なにをどうしたら美人を落とせたのか
アラフォー面食い男の彼女は、恵比寿の飲み屋で声をかけて意気投合した女性の友達とのことで、男女4人でしっぽりと忘年会をおこない、その流れでロマンスが生まれたようです。
やはり彼は賢かった。
ビジネスの基礎である、問題を見える化する手法を使い美人を落としたのです。
よくある「美人の落とし方」を真に受けない
35歳を過ぎて日に日にモテなくなっている自分に気付いた彼は、過去に美人と付き合えたささやかな自信とプライド、そして恋愛マニュアルに頼った口説き方をしていました。
たとえば、よくある美女を口説くコツは、
- 特別扱いをしない
- からかう・いじる
- 必死に口説かない
- むしろ冷たく接する
- 外見を褒めず内面を褒める
各恋愛マニュアルでは、このような「口説かれ慣れている女性には裏切りの対応をする」と述べてらっしゃるのをよく目にします。
これらは決して間違いではないのかもしれません。
しかし、彼はこれを真に受け数々の敗戦を重ねてきましたし、以上に挙げた手法は昭和の頃から使われており、令和の現代では多少アップデートする必要はあるのではないでしょうか。
特別扱いをしない→これはたしかに必要
美女を特別扱いしない根拠は、
- 自身のプレッシャーをやわらげる
- モブとの差別化を図る
以上が挙げられ、実際に彼も、
美人を特別扱いしないってマインドは必要。
美人であってもそうでなくても、誰にでもフラットで丁寧に接する意識はもっておくべき。
と言っていました。
フラットに接しられたほうが美女を構えさせずにガードも下がるでしょうし、男女問わず平等で丁寧なコミュニケーションをとれる男はイメージもいいです。
からかう→ウィットに富んだ言い回しを覚える
美人をからかう根拠は、
- モブとの差別化を図る
- 余裕と自信がある俺アピール
以上が挙げられます。
しかし、
でも美人ってからかわれるのに慣れてないから、初期段階でいじると真に受けて印象悪くなるパターン多いよ。
それならばと彼は、モブと差別化もできて余裕がある俺アピールにもなるのではと、“ウィットに富んだ言い回し”を覚えたようです。
必死に口説かない→熱心に口説く
今日のチャンスを逃せばほかの男に口説かれるからと必死感を出してしまうと、
- 余裕のなさが露呈して美女から下に見られる
- チャラさを感じさせ、やりたいだけとおもわせる
このようなネガティブな印象を与えるのは間違いないようで、
必死はなんとしても一撃でってイメージだけど、熱心だと丁寧にヒット&ウェイで口説くってイメージない?
冷たく接する→賭けにでず普通に接したほうがいい
美人に対して冷たく接するとの手法は、
- 過去に経験のない対応でソワソワさせ意識を向けさせる
- プライドを傷つけてからの、甘い言葉や優しい素振りで感情を揺さぶるアメムチ作戦
このような意図があるわけですが、
この手法はイケメンでもギャンブルですし、フツメンだからこそギャップ効果が活きるとの説もありますが現実的には即ゲームセット。
美人を特別視する必要はないですが、とは言え冷たく接するまでの必要はないかもしれません。
外見を褒めない→美人がよろこぶ外見の褒め方をし内面も褒める
外見を褒めない根拠は次のとおり。
- モブとの差別化を図る
- 気を遣わせない
しかし、美人こそ美を維持するための努力を怠っていませんし、的を得た褒め方であれば嬉しいものです。
たとえば、
それを理解した上で具体的に褒めたらめっちゃ喜んでた。
そのほか、美人を落とすために必要なマインドがあります。
とにもかくにも内面はイケメンであれ
彼はこの二つのポイントを教えてくれましたが、それ以外にも彼が美人のハートを掴めた理由として、「底抜けなポジティブさと行動力。あとは自分に対しての自信」も大きく関係しているのではと実感しました。
ずば抜けた武器を備え自分に自信をもつ
誰かに誇れるなにかがあれば、必然的に自分への自信も溢れてくるものです。
そのなにかは金儲けや語学力、趣味を極めるなどなんでもいいとおもいます。
イケメンであっても自分に自信がなかったり武器となるものがなければ、美女に限らず女性にモテない男を何人も見てきました。
しかし彼には武器と自信。
また、男にも愛される愛嬌のよさが魅力となり、美人の彼女の心を射抜けたのではないでしょうか。
以上、美人の彼女ができたアラフォー面食い男との話でした。
お伝えした彼との話が、面食いニストの男性たちの参考に多少でもなれたら幸いです。
まとめ
独身のアラフォー面食いおじさんが、結果的に「人生捨てたもんじゃない」と言えるためには、以下のポイントを意識し行動におこすことです。
- 妥協ができなければ己を磨く
- 美人遭遇率が高い場所を知る
- とにかくポジティブかつアクティブに
- よくある「美人の落とし方」を真に受けない
- 美女と野獣カップルが成立する根拠を知る
- なにはなくとも自分に自信をもつ
【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」
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