結局、似た者同士がくっつくと言うけど実は対極カップルもうまくいく理由
2024/09/08 恋愛テクニック
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 4 分
自身の経験であったり周囲を見渡してみると、「結局、似た者同士がくっつく」と実感している人は多いのではないでしょうか。
たしかに似た者同士は惹かれ合う根拠が多く、くっつきやすくパートナーとしてうまくいく傾向にあるのは事実。
とはいえ、似た者同士とは正反対となる対極カップルも、実はうまくいっているパターンが多いのはご存じですか?
そこでこの記事では、なぜ似た者同士はくっつく傾向にあるのか。
また、相性の良さゆえにぶつかってしまう要因と、対極カップルがうまくいく理由について説明・解説します。
目次
なぜ似た者同士はくっつく傾向があるのか
結局、似た者同士がくっつくのは、心理的メカニズムと生活環境が大きく関係しています。
具体的には以下、3つの根拠が挙げられるので順に解説していきましょう。
心理学における「類似性の法則」が関係
「類似性の法則」とは、自身との共通点が多いほど親近感や興味・好意を抱きやすくなる心理効果です。
似た者同士と言うぐらいですから、必然的に多くの共通点があって当然でしょう。
特に以下のポイントでの類似が多いほど、無意識に惹かれていく傾向があります。
- 価値観
- 趣味趣向
- 生活レベル
- 育ってきた環境
- どことなく顔が似ている
おなじコミュニティに属しやすいから
趣味趣向や生活レベルがおなじ、もしくは近ければ、それだけ自身と似ている相手と接触する可能性や機会・頻度は高まります。
また、類は友を呼ぶとの言葉どおり、呼び込んだ類友がさらに類友を呼ぶループが発生。
そうした類友現象によって、似た者同士が集うコミュニティが生じるのも理由のひとつです。
遺伝子レベルで求め惹かれ合うから
遺伝学によると、
また一方では遺伝性疾患を避けるため、その真逆となる遠い遺伝子を本能的に求めるとの研究結果も出されています。
正解はどちらなんだという話ですが、すべての人に該当するわけではなくとも、なんにせよ遺伝子による影響は無関係ではなさそうです。
恋愛関係における遺伝子と環境の相互作用|アメリカ国立医学図書館
2000万人超のユーザーがお相手を探してる
国内最大級のマッチングサイトあなたに新しい出会いをお届け♪
相性がいいとは言えぶつかることはある
似た者同士は、似ているがゆえにぶつかることもあります。
悪い部分が似てくる
似た者とは言え、すべておなじとはかぎりません。
たとえばどちらかがプライドが高過ぎたり、過度に優柔不断だったりする場合もあるでしょう。
このような短所となり得る悪い部分が、似ているがゆえの共感性の高さから、相似してくる危険性があるので要注意です。
また、その流れから同属嫌悪と言った、負の感情が芽生えてしまう可能性が有り得ます。
ライバル視しやすい
似た能力や目標を持つ者同士では競争心が生まれやすく、それが衝突につながることがあります。
これは同性にかぎらず恋人同士でも有り得るので注意が必要です。
期待値が高くなりすぎて衝突する
似た者同士は相手の気持ちを理解しやすいというメリットがあります。
しかし、それが逆に相手に対する期待値を高め、これらの期待が満たされなかったときの失望や不満から、衝突してしまう危険性があるので注意が必要です。
どちらも頑固だと話が平行線のまま
こちらは単純にお互いが頑固だった場合、譲歩するポイントや妥協案も見出させず平行線のまま、険悪な関係性に発展してしまう可能性があります。
心地よい現状に満足してマンネリ化する
価値観や考え方、また生活スタイルなど似ている部分による心地よい現状は安定こそすれど、刺激や新鮮味は失っていきます。
そうしたマンネリ化した状況に物足りなさを感じ、徐々に亀裂が生じてしまう可能性があるので注意が必要です。
2000万人超のユーザーがお相手を探してる
国内最大級のマッチングサイトあなたに新しい出会いをお届け♪
対極カップルもうまくいく理由
性格が正反対のカップルは、普通にかんがえたらうまくいきそうにもないとおもうかもしれません。
しかし、世の中にはどのカップルよりもうまくいっている対極カップルが存在します。
そこで、なぜうまくいっているのか、その理由についてピックアップしてみました。
足りない部分を補いあえる
たとえば、一方が社交的であれば内向的なパートナーに外出の楽しさを教えられます。
そして、一方が内向的であれば、社交的なパートナーに静かで穏やかな時間の価値について教えることができるでしょう。
また、対極な性格や価値観をもつ二人は得てして長所短所が異なる傾向があります。
そうした部分を補い合うことで、より強固な関係性を構築できるのが理由のひとつです。
マンネリ化しにくい
価値観や考え方が違う相手とのコミュニケーションは、ときに刺激とあらたな発見を得られます。
もしも、お互いが感じるギャップについて興味や好奇心を抱きあえる二人であれば、マンネリ化せず常に新鮮な気持ちで相手を愛し続けることも可能でしょう。
視野が広がる
異なる価値観や性格の人と接することで、あらたな視点から物事を見られるようになります。
そうした視点の広がりは客観的に自己判断ができるようになり、自身の成長につながるきっかけにもなるでしょう。
そのため精神的な安定を得られ、穏やかな関係性を維持できる理由のひとつとなります。
なんにせよ理解と尊重が大事
性格が対極であることは、カップルがうまくいくための障害ではありません。
適切な理解と努力があれば、豊かな関係を築くための素晴らしい要素と成り得ます。
そのために重要なのは互いの違いを認め、それを強みに変えることができるかどうかです。
また、似た者同士のカップルも同様に、互いの理解と尊重が良好な関係性維持のコツとなります。
2000万人超のユーザーがお相手を探してる
国内最大級のマッチングサイトあなたに新しい出会いをお届け♪
【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」