【座る位置から読み取れる心理】脈の有無を判断&好印象を与えるテク
2025/10/26 恋愛テクニック
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人は、好意・警戒・安心・支配などを、言葉よりもからだの向きや距離であらわす傾向があります。
そのため、座る位置によっても相手の心理を映し出し、無意識のサインとして読み取ることが可能です。
たとえば、初対面であったり数回の食事などに行っている異性が、自分に対して脈ありなのか脈なしかなど好感度の判別。
また、それらを活用した、座る位置によって好印象を与えるテクニックについて、この記事ではご紹介したいと思います。
座る位置から読み取れる相手の心理
心理学や非言語コミュニケーションの研究などで、座る位置は好感度・心理状態を読み解く、ひとつの手掛かりになると言われています。
しかし、個人の性格や文化的背景・状況によって異なるため、あくまで一般的な傾向であるのを理解し、さまざまな要因を考慮することが大切です。
そこで、座る位置のパターンとして挙げられるのが、
- 正面
- 横並び
- 斜め前
- 深く座る
- 浅く座る
これらの、
- 脈あり・好感度が高いパターン
- 脈なし・距離をとりたいパターン
以上について順に解説していきましょう。
正面
心理学では相手の正面に座ることによって、
👉緊張・対立
👉圧迫感
👉権威性
このような印象を無意識に与えがちです。
そのため空気を引き締めたい場面などには適していますが、和やかな雰囲気を作りたい場合には不向きなポジションとされています。
一方で、相手が正面のポジションをとってきたとき、緊張や慎重さ以外に、相手をより深く知りたい・しっかりと向き合いたいとの、関心の強さや誠実さをあらわす心理が含まれている場合あり。
そこで、相手が自分に対して緊張していても好感は抱いている場合と、慎重になっていて無意識に自己防衛をしているかの判別ポイントとして以下を参考にしてください。
脈あり・好感度が高いパターン
相手が正面に座った際に次のような言動が見受けられた場合、脈ありともいえる高い好感度を抱いている可能性があります。
⭕表情がにこやか
⭕頻繁に目が合う
⭕すこし前のめりな姿勢
⭕テーブルの上に手を置く
⭕質問やうなずく頻度が多い
脈なし・距離をとりたいパターン
相手が正面に座った際に次のような言動が見受けられた場合、まだ信頼できず安全な距離を保ちたい、または恋愛対象外だと感じていることが多いです。
❌腕や足を組む
❌視線がほとんど合わない
❌会話が一方的or短い返事
❌脚やからだが外側を向いている
❌体をうしろに引くなど物理的距離をとる
❌目の前にバッグやグラスなど置き壁を作る
横並び
横並び(となり)に座るのを許す・自ら選ぶのは、
✅安心感や親密さを求めている
✅もっと関係性を深めたい
✅一体感を求めている
✅相手を独占したい
以上のように、かなり心を開いている証拠だったりします。
つまり、おたがい自主的に横並び(となり)に座れる間柄であれば、脈ありどころかすでに恋愛モードへ移行完了している状態といっても過言ではありません。
しかし、初対面やまだ親しい関係性を築けていない段階で、横並び(となり)に座るシチュエーションは少ないかと思います。
あるとするのなら、
- 店の構造的に横並びでしか座れない
- 公園などのベンチで休憩
- 映画館やカラオケ
こうした状況を想定した場合、脈あり脈なしを判別するポイントとなるのは次のとおりです。
脈あり・好感度が高いパターン
⭕座るときに変な間やためらいがない
⭕からだや足先をこちらに向けている
⭕肩やひじが触れても引いたりせず自然
以上が見受けられるようでしたら、きわめて脈ありだとかんがえられます。
脈なし・距離をとりたいパターン
❌体が外側を向いている
❌微妙な距離をとって座る
❌話すときにあなたの顔をあまり見ない
相手がこのような行動をとるようでしたら、残念ながら現状は脈なしの可能性が高いのは否めません。
斜め前
斜め前やL字・90度の位置は、相手と近すぎず遠すぎないので会話がしやすく、かつリラックスした雰囲気を作りやすいポジションとされています。
その際の相手の心理状態は、
✅相手をしっかり観察したい
✅そのためには近くに寄りたい
✅とはいえ、真正面は緊張する
✅もしくは相手に圧をかけたくない
そのため、斜め前なら表情も見やすく距離感もちょうどいいので、あえて斜め前やL字・90度の位置にポジションをとっている場合あり。
つまり、慎重ではあるけど興味があるのは間違いなく、心を開く準備を整えている状態といった心理がうかがえます。
脈あり・好感度が高いパターン
斜め前やL字・90度の位置に座る心理を踏まえると、相手がこのポジションに座った場合は、基本的に脈あり・好感を抱いている可能性が高いと受け取れます。
より確実性を高めるのなら、正面・横並びのときと同様に、以下のような相手の表情、視線、会話の内容、態度などを総合的に見て判断することです。
⭕表情がにこやか
⭕頻繁に目が合う
⭕すこし前のめりな姿勢
⭕テーブルの上に手を置く
⭕からだや足先をこちらに向けている
脈なし・距離をとりたいパターン
斜め前やL字・90度のポジションが基本的に脈あり・好感を抱いている可能性が高いのはたしかです。
しかし、この場合も、
❌腕や足を組む
❌視線がほとんど合わない
❌からだや足先をこちらに向けていない
❌体をうしろに引くなど物理的距離をとる
❌対角線上にバッグやグラスなど置き壁を作る
以上のような行動が見受けられたときは、単純に物理的距離を置きたい・相手の存在を避けたい・関わりを最小限にしたいとの心理がはたらき、例に漏れず脈なしである可能性大です。
深く座る
人はリラックス度・警戒心・自信などを、座り方の重心で無意識に伝えてしまうんです。
そのため座りの深さ・浅さも実は、心理状態や相手への印象を如実にあらわします。
まず、イスに深く座る心理として、おもに次のような安心・リラックス・余裕といった状態をあらわす場合が多いです。
✅警戒心が薄れて居心地がいい
✅場に慣れて緊張が取れてきた
✅会話をナチュラルに楽しめている
また、足を組んだり深く座ることで体を大きく見せようとしている場合、相手に対して優位に立ちたい、または自信や余裕があることのアピールをしている可能性があります。
脈あり・好感度が高いパターン
イスに深く座りつつ自然な笑顔を浮かべたり、腕を広げるなどリラックスしているようでしたら、脈あり・好感度が高い状態である可能性が高いです。
また、話しているうちに浅い位置から深く座り直した場合、あなたに心を開き始めたサインだと受け取れるでしょう。
脈なし・距離をとりたいパターン
イスに深く座ったまま、
⭕足や腕を組む
⭕目線が泳いでいる
⭕深く座りすぎて体が後ろに傾く
⭕スマホを触り手持ちぶさたな素振り
以上が見受けられた場合、それはリラックスとは違う防御的な深座りだとかんがえられます。
この状態のときは、早く話を切り上げたいなど退屈や興味の欠如を示している可能性大です。
浅く座る
イスに浅く座るのは、おもに、
✅緊張して落ち着かない
✅相手や場の空気をうかがっている
このように、環境やあなたに対して、警戒心や緊張感を抱いているといった心理状態をあらわす場合が多いです。
なぜ浅く座るのかは、いつでも立ち去れるよう、無意識に準備態勢をとる心理がはたらいているからだとかんがえられます。
ただし、興味や関心がある、もしくは抱きはじめたときは、前のめりになって浅座りになる場合もあります。
脈あり・好感度が高いパターン
浅く座っている際に前のめりな姿勢をとっているのなら、それは脈ありや好感度の高さを示すサインだと受け取れます。
そのときに、次のようなポイントをうかがえたら、より信ぴょう性が高いと受け取っていいでしょう。
⭕表情がにこやか
⭕質問やうなずきが多い
⭕からだや足先をこちらに向けている
脈なし・距離をとりたいパターン
イスに浅く座った状態で、
⭕ソワソワしている
⭕正面を向かず体を外側に向ける
⭕スマホやおしぼりなど頻繁に触る
⭕返事が素っ気なく会話に集中していない
これらは居心地の悪さや興味・関心の欠如をあらわすサインだと受け取れます。
この場合、そのときに挽回するのは極めてむずかしいかもしれません。
座る位置別・心理を活用した恋愛テクニック
シチュエーションごとに座る位置の心理を活用することで、相手にリラックス感や親しみを与え、好感度を最大限に高められます。
そこで、意図的に座り方・位置を使って好印象を与えるための心理テクニックを、それぞれのシチュエーションごとに解説していきましょう。
カフェの場合
初対面や関係が浅い時期にもっとも重要なのは、緊張させず安心感を与えて面接している感をやわらげることです。
そのためには、警戒を解きながら居心地の良さを演出するよう心掛けるのがポイント!
初対面や関係が浅い時期は、ひとまずカフェに行くとの選択肢がもっとも多いかと思います。
そこで、カフェでのシチュエーションで、座る位置による心理を活用したテクニックとなるのが、
✅斜め(L字)配置を選ぶ
✅胸を相手側に少し開く
✅ドリンクは真正面ではなく横側に置く
✅相手が前のめりなら同じように前傾で合わせる
斜め(L字)配置を選ぶ
斜め(L字)のポジションは、
- 視線を自然に外すことができる
- 正面のような対立感・圧迫感がない
- 緊張しにくくリラックス効果が見込める
以上の理由から、話をしやすい雰囲気がナチュラルに作れます。
もしも、店舗内の席が4人掛けテーブルや対面ソファであった場合、「こっちのほうが話しやすそうだね」などと相手を誘導して、斜め(L字)のポジションに意図して座るようにしてみてください。
胸を相手側に少し開く
たとえば、腕を前に組まないなど胸を相手側に少し開くといった非言語コミュニケーションは、オープンで友好的な姿勢、または興味・関心があるといったサインを意味します。
このことによって、相手に対して敵意・警戒心・閉鎖的ではないことを示し、緊張感をやわらげて安心感を与えられる効果あり。
ドリンクは真正面ではなく横側に置く
まず、目の前にドリンクや荷物などで壁を作らず、自身から率先してオープンな姿勢を示すことも非常に重要です。
相手が前のめりなら同じように前傾で合わせる
前のめりな姿勢は、相手に興味・関心を抱いたとき無意識に見せる行動心理です。
そこで、相手の行動・表情・言葉などを鏡のように真似て相手に親近感や安心感を与える、いわゆるミラーリング効果を活用することによって、心理的距離を一気に近づけられます。
レストランの場合
やや親密度が高まってきて、次のステップとしてレストランに行った際には、会話だけに集中するのではなく、二人きりの空間を意識させることが必要です。
そのためには、程よい距離感と特別感を演出するのが重要ポイント!
そこで、レストランでの座る位置による心理を活用したテクニックとなるのが、
✅L字、または斜め向かいを狙う
✅テーブルの真ん中にスマホ・箸など置かない
✅店の照明側に相手を座らせ、自分がやや暗め位置に
L字・斜めポジションに座る心理効果と、目の前や対角線に物を置いて壁を作らないのは前述と同様です。
店の照明側に相手を座らせ、自分がやや暗め位置に
相手を照明側に座らせることよって、無意識に主役感・特別感を与えて、心理的に気を許しやすくなる効果が見込めます。
そのほか、特に相手が女性との場合は、
- 相手を奥側、自身は通路側に座る
- 背後を気にしない席に座らせる
このようにエスコートすることで、特別感だけではなく、「守られている」「大切にされている」との安心感も与えられます。
居酒屋・バーの場合
居酒屋・バーはお酒の後押しもありますが、座席の配置などから自然と物理的距離が近くなり、心理的距離も縮まりやすいです。
そのような場で、座る位置による心理を活用した恋愛テクニックといえば、カウンターやコの字テーブルがある店舗を選択することでしょう。
カウンターやコの字テーブルは必然的に横並び(となり)に座るため、恋愛距離を一気に縮めやすくします。
あらためて横並び(となり)に座った際の心理を挙げると、
✅視線がおなじ方向なので共感しやすくなる
✅視線が合いにくいため緊張感が薄れる
✅そのため本音を打ち明けやすい
✅小声でも会話がしやすい
また、テーブル席や座敷の際、カフェやレストランと同様の心理テクニックが有効です。
公園のベンチの場合
開放的な場所での横並びは、距離感が最大のテーマになります。
そこでポイントとなるのは、親密度を高める自然な演出です。
そこで、公園のベンチで横並びになった際の、心理を活用したテクニックとなるのが、
✅まず、一歩引いた位置に座る
✅対話のときは体を少し向ける
✅空や景色などおなじ物を見て感情を共有
✅相手の私物がある近くに自分の荷物を置く
まず、一歩引いた位置に座る
いきなり真隣は相手に圧を感じさせてしまうので、最初はパーソナルスペースを尊重しましょう。
相手の肩幅1つ分(約30-50cm程度)が、パーソナルスペースを踏まえた上で無難な距離です。
距離を詰めるタイミングは会話が弾み、笑い合ったときに自然と近づくのがベストでしょう。
対話のときは体を少し向ける
相手に体を少し向けることによって、圧迫感なく親しみを伝えられ、話しやすい印象を与えます。
空や景色などおなじ物を見て感情を共有
おなじ物を見たり、風の心地よさなど感情の共有をすることによって、同調反応を誘発し、安心感や心理的一体感を作れます。
相手の私物がある近くに自分の荷物を置く
相手の私物がある横にさりげなく自分の荷物を置くことによって、あなたに心を許しているといった非言語メッセージになります。
カラオケの場合
カラオケは密室に二人きりとのシチュエーションであるのも関係し、テンションやノリ次第で近づくも離れるも、一瞬で距離感が変わる空間です。
物理的・心理的にも距離を近づけるには、自然なスキンシップと共感の流れを作るのがポイント!
そこで、カラオケに行った際の心理を活用したテクニックとなるのが、
✅L字の角にどちらかがポジションをとる
✅自分が歌う時以外は相手に熱烈な関心を示す
✅ときどきソファに深く腰を掛ける姿勢を見せる
✅一緒に曲選びをするタイミングで自然と横に座る
L字の角にどちらかがポジションをとる
どちらかがL字の角に座っていることによって、斜め方向でも隣でも会話をしやすい状況を確保できます。
自分が歌う時以外は相手に熱烈な関心を示す
相手が歌っているときにモニターやタブレットは見ずに、
- 相手方向に体を向ける
- やや前のめりな姿勢
- 手を叩くなど一緒にのる
このように熱烈な関心を示すことで相手の自己肯定感を満たしてあげられ、ちゃんと見ている・聴いているとのアピールが安心感を与えます。
ときどきソファに深く腰を掛ける姿勢を見せる
ソファに深く腰かけてリラックスした姿勢を見せることが、あなたといると気を張らなくていいといった非言語メッセージとなります。
一緒に曲選びをするタイミングで自然と横に座る
ナチュラルに横並びになるタイミングを計るのなら、一緒に曲選びをするのがベストです。
その流れからデュエットを選曲して、親密度アップを狙ってみるのもいいかもしれませんね。
最後にシチュエーション別による有効な座り位置と、恋愛的に好印象を与えるコツを表にしてまとめましたのでご参照ください。
| シチュエーション | 有効な座り位置 | 恋愛的に好印象を与えるコツ |
|---|---|---|
| カフェ | 斜め(L字) | オープン姿勢で話しやすさ重視 |
| レストラン | 斜め or 横並び | 視線と空間を“共有”意識 |
| 居酒屋 | 横並び | メニュー共有→距離縮め自然体 |
| 公園ベンチ | やや間隔→自然に近づく | 会話の流れで距離を調整 |
| カラオケ | 斜め→横並び | 曲・リアクションで共感を演出 |
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【この記事を書いた人】
出会い業界に15年以上従事し、数多の恋愛・男女関係にまつわるコラムを執筆。
現在はPCMAXの中の人としライター業に勤しむ。
「大人な男女が繰り広げる恋愛の酸いも甘いも噛み分けた私の経験が、ささやかながらお役に立てば幸いです。」


