愛着スタイルと相性 恋愛回避型・不安型・安定型 上手な付き合い方は？

愛着スタイル【安定型】【不安型】【回避型】上手な付き合い方は？

• お付き合いをしてもけんかが絶えない
• 中々距離が縮められずにお付き合いに至らない

など、いつも同じ原因で悩んでいるなら、相手の愛着スタイルがわかると成功に導きやすくなるでしょう。

【安定型】の人との付き合い方

恋愛的には刺激がなくてつまらないと感じる人もいるかもしれませんが、安心感のある幸せを求めるなら安定型の恋人が理想的。

精神が安定しているのでどのタイプの相手からも、相性のいい相手になります。

パートナーを信頼できるので頼ったり頼られたりが当たり前にできる、お互いを大切にし幸せを築いていけるでしょう。

安定型の人は見つけられるかどうかがポイント

「一緒にいても疲れない」はきっと安定型。

いつもドキドキワクワクする、気遣いをしてくれるなど。

相手を好きになるポイントは人それぞれですが、刺激的な恋愛だけに目を向けていると安心感のある安定型の人を見逃してしまうので気をつけましょう。

【不安型】の人との付き合い方

不安型の人はパートナーが自分への関心を失ってしまうのではないか、見捨てられるのではないか、といつも不安を抱えている傾向があります。

• この人しかいないと依存して一途に尽くす
• 毎日でも一緒にいたい密接な関係を望む
• 不安から相手の愛情を試すような行動をとる

など、不安を感じやすくネガティブな感情に捕らわれがち。

パートナには常に自分の方を向いて欲しいと思っています。

不安を感じる根本を解消してあげる

例えばランチに行くお店を決めてもらいましょう。

それから選んでくれた「ランチが美味しかった」「好き」だと相手の選んだことを褒める。

自分の選択を褒められることで

• 自分を信頼できるようになる
• 自分を肯定的に受け止める

など、自己肯定感が高まるきっかけに。

自分で自分を認められるようになれば、見捨てられるのではないかと他人からの評価に不安を感じることも少なくなります。

自分は望まれていないのではないかという不安を払拭して、相手の顔色をうかがわなくてもいいんだと気付かせてあげられると良好な関係を築いていけるでしょう。

【回避型】の人との付き合い方

距離が近くなってくると離れたくなってしまう傾向があり、一見社交的でも一定以上の親密な関係になることが難しくなります。

• ある程度距離をとる自立した関係を好む
• 基本的に相手を信用しない
• 面倒や傷つきそうなことからすぐに身を引く

などの特徴があり、共感してくれない、気遣ってくれないと感じることがあるかもしれません。

愛情よりも自分を守ることを優先させる傾向があるため、そっけなかったり冷たいと感じる機会が多いでしょう。

回避型の人には心を開いても大丈夫なことを伝える

回避型の人には束縛をしない。

追いかけすぎずに、相手が居心地のいいつかず離れずの距離感が大切です。

• 突然の音信不通など、相手の共感できない行動にも理解をする
• 約束をしたらそれっきり態度が冷たくなったと感じても信頼して約束を守る
• 期待を裏切らない
• 向かってきてくれた時には応えてあげる

など、距離を縮めていくには「見捨てない」という姿勢を保ち時間をかけて信頼関係を構築しましょう。

回避型の人は距離をとりたい行動をパートナーに理解してもらえずに、好きになった人からは好かれない、好きになった人とはうまくいかないという考えが根底にある場合が少なくありません。

どうせみんな最後はどこかに行ってしまう、見捨てられる前に見捨てるといった過剰な防衛行動、衝動的な回避行動に、こちらが追い詰められてしまう場合もあるかもしれませんが、勢いで相手を追い詰めたり否定しないように。

本心を見せ密接な関係になることを避けているのは傷つきたくない気持ちがあるからだと考えてみましょう。

愛着スタイル【安定型】【不安型】【回避型】パターン別相性は？

パーソナリティには性質があり、相性のいい相手を選んだり、関わり方を意識できれば、すれ違ってしまいやすいポイントを補い合いやすくなります。

「安定型」×「安定型」

安定型同士のカップルは長続きしやすい組み合わせになります。

お互いに自分を大切につつも相手を尊重できる関係は理想的でしょう。

「安定型」×「回避型」

安定型は相手にこだわらずに肯定的なため、回避型の距離をとりたい気持を理解してくれるでしょう。

回避型のペースで進めていけるので、少しずつ関係を構築していけのではないでしょうか。

ですが、相手が安定型だからといって回避型の人は何も努力をしなくてもいいというわけではありません。

一方的に避けられたり距離をとられると、態度に出さなくても安定型の人にとっては愛情が届いていないのかな、と感じているかもしれません。

距離がどんどん離れてしまわないように、密接しなくても相手を信頼し愛情を伝える努力は必要です。

「安定型」×「不安型」

安定型の人の落ち着いたメンタルは一緒にいることで不安型の人も精神が安定するでしょう。

安定型の人は相手を信頼し不安やネガティブな感情を常に感じていないもの。

不安定型の人は、独占欲や嫉妬をぶつけすぎてしまわないように、自分の気持ちは相手に推測させずにきちんと伝えるなど、相手の行動を配慮する気持ちを持ちましょう。

いくら安定型が穏やかであっても、別れを切り出す試し行動を繰り返したり度が過ぎる行動は相手のメンタルを追い込んでしまうので注意が必要です。

「不安型」×「不安型」

不安型同士の恋愛はお互いに密接な関係を望むため、相性が悪いというわけではないでしょう。

お互いに求め合い共依存になってしまうと離れがたい関係に、他の人が目に入らなくなってしまうかもしれません。

ですが、お互いに不安なので相手に頼りなさを感じたり、メンタルが落ち着かなかったり。

一時的な関係ではなく、良好な関係を続けていくにはお互いに自立する気持ちがないと難しくなってしまいます。

「不安型」×「回避型」

近付きたい避けられると不安になる不安型、くっつかないで欲しい割り切りたい回避型は相性がよくない性質でしょう。

常に親密さやコミュニケーションを求める不安型に対して、回避型はそれらを積極的に避けようとします。

お互いの要求を満たすことができずに不満が溜まってしまうでしょう。

深い関わりを求める不安型と適度な距離を保ちたい回避型はどちらかが変わらないとうまくいかなくなってしまいます。

「回避型」×「回避型」

お互いに距離をとろうとするので関係を進展させるのは難しいかもしれません。

本音を伝えず、わかりやすくアプローチをしないので、好意があっても相手に気付いてもらえないままになってしまうことも。

お互いに相手を信じられず、繋ぎ止める要因もない、という相性になるのでお付き合いまで発展させるよう意識的に行動する必要があるでしょう。

『相手がどの愛着スタイルでも不安にさせない配慮は必要』

恋愛が長続きしない、好きな人とうまくいかないと感じている場合は、相手の愛着タイプを知ることで関係を続けていきやすくなるでしょう。

安定型の人とお付き合いができれば幸せになれる可能性が高くなりますが、相手への気遣いは忘れないように。

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