こじらせ女子と恋愛をうまく進める方法
2025/01/24 恋愛テクニック
この記事を読むのに必要な時間の目安: 約 8 分
あやゆるものをこじらせてしまい、恋愛がうまくできないのがこじらせ女子。現代の日本にはこじらせ女子が溢れています。
ちょっと扱いが面倒な時もあるけれど、魅力的な女性たち。そんなこじらせ女子の特徴と落とし方をご紹介します。
あなたは大丈夫?実はこじらせ女子かも
こじらせ女子とは?
「こじらせ女子」という言葉を最近よく耳にするのではないでしょうか。
もともと「こじらせ女子」という言葉は、エッセイストである雨宮まみさんの著書「女子をこじらせて」から生まれた言葉だそう。
でも具体的にこじらせ女子ってどういう人の事をいうの?そんな風に思う方もいらっしゃるでしょうね。
こじらせ女子とは決してモテない女性のことではありません。自分に自信がなく自分には女性としての魅力がないと思い、女性としての自分をこじらせてしまった女性のことを言います。
でも実は女性の誰もが心の中に「こじらせ女子」を潜ませているものなんですよ。
もしかして私はこじらせ女子?気になるアノ人もこじらせ女子かも!
そんな「こじらせ女子」は最近アラサーやアラフォーに急増中。
人は年齢を重ねる分、人生経験も増えます。良い経験もあるはずなのに、上手くいかなかったり後悔するような悪い経験ばかりを反芻してしまうこじらせ女子。
上手くいかなかったり後悔するような悪い経験が増えれば増えるほど、自分の自信も失ってしまうのです。そして自分自身をどんどんこじらせてしまう…。
女性の場合は自分自身がこじらせ女子かも知れませんし、男性の場合は気になる相手がこじらせ女子の可能性も大きいわけです。
こじらせ女子には具体的な特徴があります。女性はそれが何かが分かれば気をつけることができますし、男性であればどんな風に距離を縮めていけばいいのか対策を立てられますよね。
これを読んで、こじらせ女子の生態を知れば恋が上手くいくようになるかも知れませんよ。
こじらせ女子でも恋できる?
こじらせ女子は恋愛が苦手
こじらせ女子は自分に自信がないゆえに、恋愛に対して後ろ向きな傾向があります。
年齢=彼氏いない歴なんていうのもザラ。でも恋愛のチャンスが無かったわけではなく、奥手である場合が多いようです。
恋愛をしたいと思っているにも関わらず、自分から積極的に歩み寄れないのがこじらせ女子。
理想の恋愛を思い描いたり、デートの場面を細かく想像するなど、豊かな想像力が特徴的。
恋愛に対して求めることが非常に多く、求める男性にも厳しい条件を求めてしまいます。
厳しい条件を求めるのでそれを全て満たす男性もなかなかいません。現実の恋愛よりも、妄想の恋愛が好きというこじらせ女子も多いとか。
でもやっぱり本物の恋愛をしたい!愛されたい!そう思っているのがこじらせ女子なんです。
こじらせ女子は女性としての魅力を秘めている
こじらせ女子は自分に自信がなく、自己評価が非常に低いのが特徴。でも自己評価が低いということは理想も持っているということ。
「どうせ私なんて…」で終わらせずに、もっと良い女になってやる!そう思った時に行動できるものすごいパワーも秘めています。
女性としての魅力がないと思っているのも、それだけ女性らしい考え方を持っているから。
本当はこんな私じゃないのに…こじらせ女子はよくそんなことを思います。でも周りの事を気にしてしまったりして、上手く自分のことを表現できない。
素直になれず甘えたいのに強がったり、愛されたいのにそれとは反対の行動を取ってしまう…
こじらせ女子は基本的に真面目、そして責任感もあるし努力する力も持っている。ほんの少しだけでも自分に素直になれたら、女性としての魅力も開花するのです。
こじらせ女子は恋に落ちやすい
こじらせ女子は面倒な生き物です。でも愛されたい願望は人一倍なので、実は恋に落ちやすかったりもするわけです。
理想の恋愛を頭の中でシミュレーションすることが得意で、情報収集能力も高い一方で、実際の恋愛経験は少ない場合が多いようです。
実際の恋愛経験が乏しいので、普通の女性のように接してしまうと警戒されてしまう可能性もあります。でも恋愛への憧れが誰よりも強いので、コツさえつかめばコロっと好きになってしまうかも。
こじらせ女子の10の特徴
こじらせ女子を脱出するにも、信頼を築くためにもこじらせ女子の特徴をしっかり押さえておくことが肝心ですよね。
こじらせ女子の中にも実は色んなタイプがあります。例えば「ひきこもり型」「大和撫子型」「腐女子型」「婚活疲れ型」など、他にも多数存在します。
こじらせ女子のタイプによっても特徴的な部分があるのですが、今回は全てのこじらせ女子によくある特徴をまとめてみました。
1.自分に自信がない
とにかくこじらせ女子は必要以上に自分自身に卑屈になってしまいます。
例えば「かわいいね」なんて褒められても「どうせ誰にでも言ってるんでしょ」なんて思って素直に喜べません。どう対処したらいいのかも分からず否定してしまったり…。
周りから見て劣っているわけでもないのに、比べる対象がものすごく高いレベルだったりするので自分はダメだと思ってしまうんです。
「女性としての魅力を持っていない」「モテるわけがない」こじらせ女子はそう思い込んでいます。
2.自虐ネタが多い
こじらせ女子は女性らしく振舞うのが苦手なので、自分の欠点を自ら言ってしまったり、その欠点を自虐ネタにして笑いを取ろうとしてしまいます。
「休日はいつも家に引きこもってドラマ見てるだけ」とか「彼氏いない歴30年なの~」なんてことを平気で言ってしまう…。
完全に笑えるネタならいいのです。でも基本的に自虐ネタは聞いている方もあまり良い気持ちにはなれませんし、聞いていて辛いですよね。
3.甘えるのが苦手
褒められたり、何かをしてもらったら素直に「ありがとう」と言えばいいのにそれが言えないのがこじらせ女子。
自分には何かをして貰う価値がないと思っているので、何かをしてもらって感謝すべきところでも、してもらったことにたいして申し訳ないと思ってしまうのです。
こじらせ女子は本当は甘えたい願望がとても強いんです。でも無理をして強がってしまう…。男性から見て甘えてくれない女性は可愛くありません。
男性は女性に甘えてもらいたいもの、何かをしてあげた時に「すみません」ではなく素直に「ありがとう」と言われたほうが嬉しいですよね。
4.ネガティブで疑り深い
こじらせ女子は恋愛に限らずどんなことに対してもネガティブに考えてしまう。
「どうせ私なんか…」「でも」「あの時ああしてれば…」なんて口癖が多い女性はこじらせ女子の可能性大。
告白されたとしても「私が告白なんてされるわけない」「私の何を知ってるっていうの?」なんて思ってしまい喜べない…。
誰もそんなことなんて思っていないようなことでも、悪い方にばかり考えてしまう。悪い思い込みばかりを持っているから素直になれず、全てのことに対して疑ってかかってしまうのです。
5.恋愛に対して受け身の姿勢
恋愛願望があるのにどう動いていいのかよく分からない、だから自分では動かない。それなのに普通に生きていればいつか運命の人にめぐり逢えるなんてことを本気で思っていたりします。
運命の出会いなんてなかなかあるものではないですよね。恋愛は自分で動いて自分で探すもの。
なのにこじらせ女子は完全に受け身。だから年齢=彼氏いない歴だったり、シングルの期間が長い人が多いのです。
6.ひとりが大好き
こじらせ女子は寂しさに慣れてしまっています。だから何か辛いことがあったとしても、自分で自分のことを慰められます。
ひとりで焼肉に行く、ひとりで飲みに行く、ひとりで映画館に行く、ひとりでカラオケに行く。いつもひとりが当たり前なので、ひとりで行動することに抵抗がありません。
マニアックな趣味を持つ人も多く、独特な世界観の漫画に走ったり、マニアックなバンドにハマったり派手なファッションをしたり…。
ひとりを楽しめるのは良いことですよね。でもこじらせ女子の場合は「どうせ私なんていつもひとりだから」と思っているからひとりになってしまうだけです。
7.周囲からの評価を過剰に意識する
「美人はモテるし得」女性であれば誰もが感じたことがあるだろう、女性特有のヒエラルキー。そのヒエラルキーをこじらせ女子は過剰なほど意識してしまいます。
美人で可愛い子は子供の頃からチヤホヤされますよね。本当は美人で可愛いだけがモテるわけではないのに、その感覚が大人になっても抜けないまま。
こじらせ女子は自分が美人だと思えないし、モテるとも思えない、常に底辺にいると思っています。
それゆえにいわゆるモテる女子に対して、劣等感があるし関わり合うのが苦手です。本来ヒエラルキーなんて存在しないのに、自分で自分が底辺のヒエラルキーを作り上げてしまうのです。
8.恋愛に対する理想が高い
恋愛が苦手なこじらせ女子、でも理想は驚くほど高いのです。それは現実を見ないでいつも理想ばかりを思い描いているから。
またこじらせ女子は自分に対しての評価も厳しいぶん、周りに対しての評価も厳しい。特に男性に対する評価はものすごく厳しい。
理想の男性像の条件をあげたらキリがないほど…。理想のデートや告白させたいシチュエーションまで思い描いてしまう。
マンガやドラマで取り入れた知識も豊富で、実際の恋愛よりも妄想恋愛ばかりしています。
9.リア充のフリをする
女性として自分に自身のないこじらせ女子は、仕事や趣味が生き甲斐で毎日楽しいフリをしてしまう。
毎日充実しているように見えれば、周りから見ても寂しい女性ではありませんよね。でも本当は満足できていません。
かといってアクティブに行動できるタイプでもないので、リア充女子を目指そうとして疲れたり空回りばかりしてしまうのです。
10.自己顕示欲が強い
こじらせ女子は自分に自信がありません。そして自己評価もかなり低い、それにも関わらず周りには認められたいという気持ちが非常に強い。
認められたいのに周りから褒められると嬉しくても素直に喜べず、全力で否定してしまう。そうして褒めてくれる人も減り、負のスパイラルに陥ってしまう。
こじらせ女子はこうすれば落とせる!ポイント5つ
さきほどの特徴を見ていただければ分かるとおり、こじらせ女子はかなり面倒な生態をしていますよね。
こじらせ女子は落としにくいなんて言われていますが、こじらせ女子には強い恋愛願望があります。上手く恋愛できないだけで、本当は恋愛したくてたまらないんです。
1.友達から距離を縮める
こじらせ女子は自分に女としての魅力がないと思っています。なのでいきなり好意を示しても「どうして私なの?」と警戒してしまいます。
まずは異性として意識させないよう友達から始めるのがベター。こじらせ女子はたいていハマっている趣味があるので、趣味をキッカケに関係を深めるのも効果的。
自分の好きなものに共感してくれる人って嬉しいものですよね。嬉しくても素直に喜べないこじらせ女子も、自分の好きなものに対してなら素直になりやすくなります。
2.外見ではなく内面を褒める
こじらせ女子は自分に自信がありません。特に外見に自信がなく、子供の頃から美人や可愛い子に勝てるわけがないと思ってきている。だから外見で勝負しようなんてさらさら思っていません。
外見で勝負する気がなかったこじらせ女子は、内面を磨いています。人によってそれぞれ異なると思いますが、内面的に良い部分がない人はいないですよね。
積極的に良い部分を探して褒めるようにしましょう。褒められることに慣れていないこじらせ女子は褒められると戸惑います。でも褒められることは嬉しいと感じます。
3.さりげなくサポートする
こじらせ女子は甘えるのが苦手だし、誰かに頼ろうという発想がありません。でも本当は誰かに甘えたり頼りたいと思っている。
たとえば重そうな荷物を持ってあげたり、仕事で忙しそうにしてたら「何かできることがあれば言ってね」と声をかけるくらいでもいいんです。
さりげないサポートをされて嫌な気持ちになる女性はいません。最初はそっと見守ってあげたり、応援するだけで好感アップですよ。
4.全てを受け入れる
こじらせ女子は今までたくさんの嫌な経験をしてきています。こじらせ女子になってしまった原因も嫌な経験があるからかも知れません。
こじらせ女子は嫌な経験からたくさんのことを考え、たくさん努力してきた部分もあるのです。面倒だと思う部分もふくめて、広い心で受け止めることが大切です。
5.積極的にリードする
こじらせ女子は恋愛経験が豊富ではありません。恋愛のかけ引きも出来ないし、自分がどんな風に動いたらいいのかも分かりません。恋愛に関しては完全に受け身の状態。
つまりこちらが積極的に動かなければ恋愛には発展しないということ。友達からはじめて相手が充分に打ち解けてくれたと感じたら、少しずつ相手のペースを尊重しながらリードしてみましょう。
デートができるような関係になったとしても、こじらせ女子からは何もしないのでこちらから動かないとデートするだけの関係になってしまいます。
お互いの気持ちを確認しながら誠実に向き合うことで、より深い信頼関係が築けるでしょう。
まとめ
最近増えているという「こじらせ女子」これを読んで周りにもこういう人いるな…そう思った方も多いのではないでしょうか。
また今気になっている人がこじらせ女子なのかも…そう思われた方もいらっしゃるかも知れませんね。
でもこじらせ女子ももともとは普通の女子、他の人よりもちょっと不器用なだけなんです。
自分がこじらせ女子かも!と思った女性の方もいらっしゃるかも知れません。
こじらせ女子を脱出したいならまず悪い思い込みを無くすこと。そして自分自身の良い部分を見つけましょう。褒められたら素直に受け止めるようにし、自分だけの先入観にとらわれないことも大切ですよ。
こじらせ女子でもそうでない人も、今回のテーマは勉強になる部分があったのではないでしょうか?
こじらせ女子に限らず、理想の恋愛を思い描いているのなら行動あるのみです!